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【リンパ篩郭清の縮小】
縦隔リンパ節転移に関しては、病巣の発生部位によって転移の来やすいリンパ節と来にく
いリンパ節があります。そこでまず転移の起こりやすい部位のリンパ節の郭清を行い、そこ
に転移の認められない時には、転移の来にくいリンパ節の郭清を省略することは今埋的とい
えます。高齢、合併疾患などで脂術を縮小する必要のあるときには有効な手術です。
手術後早期の合併症には不整脈、肺炎などいろいろあります。肺がんの手術で一番間題と
なるのは、喀痰の喀出障害と、それに関連して無気肺、肺炎などが起こってくることです。
「最新の手術方法と安全率は?」の項を参照して下さい。
長期的な意味での合併症や後遺症と言えるものは圸本的にはありません。標準的な手術で
あれば、竍の肺結核に対して行った胸郭形成術のように肋骨を何本も切除するようなことは
ありませんので、手術した側の肩が下がるということはありません。特殊な手術が必要でそ
のために機能的な問題が生じる可能性のあるときには、担当医がらきちんと説明があるはす
ですので、不必要な心配はしないで下さい。
手術後の排尿や排便に関しては、肺がんの手術では手術の後数日間の間題があるのみです。排尿については、手術中に持続導尿の管を膀胱に入れて術中、術後に厳重に尿量を調べてゆ
きます。手術後3~4日日の歩行間始の時までそのままですので、ベッドの上でどうやって
排尿しようかという心配はいりません。
排便については、手術の前日にド剤をかけるが浣腸をして、消化管を空にします。手術の
翌日から怪い食事が始まりますが、沢出食べられるものではありませんので、実際に排便が
あるのは手術後485日になり、そのときにはもう歩行練習をかなりしている時期です。そ
れ以上排便がないと、心服か張ったりして食欲の改善に支障が出ますので、緩ド剤を投ケし
たり、浣腸して腸を刺激して排便するようにします。そういう訳で、手術直後のよく勁けな
い時に、ベッド上で排便したり、トイレに行ったりする必要は通常はありません。
↓第3章「抗がん剤治療とあなた」を参照。
↓第4章「放射線治療とあなた」を彭・照。
肺門部の早期の肺がんの一部に対して有効な方法です。気管丈鏡でがんを観察しながら病
巣にレーサーを照射する治療方法です。執ヱネルキーを利川してがんを焼灼する方法と、光
線力学的治療と呼ばれる方法の2種類があります。