2015-06-01から1日間の記事一覧

遺伝カウンセラーに必要な能力とは

出村さんが田内初の遺伝カウンセラーになったきっかけは、1998年、アメリカの遺伝カウンセラー学会に初めて出席したことだった。当時、「ぴんと遺伝子」に興味を持っていたという。そのとき、この仕事について知り、フルブライト奨学金を利用してジョンズー…

遺伝カウンセリングとは?

「うちの家系のがんは遺伝性のものか」と心配になった場合、医療機関の遺伝カウンセリングや遺伝相談室で「遺伝カウンセリング」を受けられる。国内では1970年代に出てきた医療サービスで、おもに、小児専門病院で普及した。やがて、90年代半ばから、専門外…

医療コーディネーター

がんと診断され、その治療法や入院日まで決まったが「やっぱり、手術はイヤだ」「本当にこの方法でいいのか」など不安になることがある。あるいは、医師から「2種類の治療法かおりますが、どちらを希望されますか」などと、患者に治療の選択を任されること…

全国の病院にがん看護のスペシャリストを

がん看護専門看護師は、2007年現在、全国に79人いる。専門看護師のなかでは、、がん看護が一番多いが、それでもすべての病院に配置されるにはまだまだ足りない。この数字でぽかん看護専門看護師のいる病院を探すのが難しいくらいだ。米国には200種類以上…

がん看護専門看護師の仕事は、患者や家族に対してだけではない。病院内の医師やコメディカル間でもコミュニケーション部分で大きな役割をになっている。 いま、がん治療では「チーム医療」の必要性が高まっている。1人の患者に対して、外科医、腫瘍内科医、…